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娘が誕生した時に、父が買ってくれた雛人形。父にとって可愛い初孫であり、また、娘(わたし)には、買ってあげられたなかったという思いもあり、初節句には大きな7段飾りのお雛様をくれました。
見栄えはしますが、毎年出すものしまうのも大変!親の心子知らずのわたしは、コンパクトのもので良かったけどな~と思っていました
あれから20年、隙あらば7段飾りの1番下の段に座ろうとしたり、三人官女の首を傾けたりした娘は社会人になろうとしています。
ここ何年かは、忙しい事を言い訳にして押入れに入れたままになっていましたが、先日娘と出して飾りました。
「久しぶり~お雛さん」と言いながら楽しそうに飾る姿を見ると、毎年出してあげれば良かったなと後悔。見ない間に五人囃子の烏帽子のゴムがゆるゆるになって、髪もボサッとなっていました。ごめんねーと言いながら整え、予想通りの時間はかかりましたが、無事完成しました(^-^)v
押入れの中で健やかな成長を見守ってくれたお雛様ありがとう。そして両親にも感謝しながら、今年は子供と一緒にお祝いしようかなと思います。
うめがえ内科クリニックの待合室も、毎年お雛様を飾っています。珍しいお雛様や、かわいいお雛様など沢山飾っていますので、診察の待ち時間などにどうぞお楽しみください。
事務hiro












私は幼稚園の頃、登園する時間が近づくといつもなぜかお腹が痛くなりました。
幼稚園を休むことが決まると、すーっと痛みがなくなって元気になります。
近くのお医者さんにかかりましたが、特に異常はないと言われます。
ずる休みの疑いをかけられたりもしましたが、お腹が痛いのは本当なのです。そして、その後痛くなくなるのも本当なのです。
その時には、痛みが出る理由ははっきりわかりませんでした。
しかし、幼稚園のガキ大将O君が、先生に注意されておとなしくなった頃から、腹痛がおこらなくなったのです。
意識はしていませんでしたが、きっとそのO君が怖くて、毎朝症状が出ていたのだと思います。
胃腸の病気や、感染性の病気などで腹痛が起こるのは、明らかに病気ですが、
その頃の私のように、内臓の異常もなく、感染症でもない。でも、お腹が痛い。これも、確かな病気なのです。仮病ではありません。
心のSOSが、体に指令を出し、痛みなどのつらい症状となって知らせてくれている(*1)のだと思います。
皆さんは、検査で異常はなくても、頭痛や動悸がする、眠りが浅い、胃がキリキリするなどの症状が続いてつらいと感じることはありませんか。
心のSOSかもしれません。実際に、別の検査で病気が見つかる場合もありますし、生活習慣を変えたり、お薬を飲むことで症状が楽になる場合もあります。
体調がすぐれないと感じられたら、一度受診してみて下さい。
当院の診療理念は
当院が、皆さんの笑顔を引き出し、元気になる入り口になるよう願っています。
*1 最近ではこのような症状は「身体表現性障害」といわれています
事務 UME






春になれば毎年、牡丹まつりが開催されるようです。

看護師N

今年1月からは、細田次郎さんの『懐かしの大田写真展』をしてい
〈追憶は、想像以上に人を元気にする〉と写真を紹介されています
私はそれを実感し、とても感動しました。
昔を思い出させ人を元気にする、写真の力はすごいですね。
皆さんも、是非ご覧ください。
事務0ちゃん
先日、当クリニック開院当初からお世話になっていた業者の方が担当が代わる事となり、
お別れをすることになりました急な事で、とてもびっくりしました。
そこで、職員一同からの感謝の気持ちを伝えるために、花束を手渡すことになりました
しかし、お正月明けだったので、お花屋さんに注文もできず、素人ですが、お手製で作ってみることに
しました
お花やラッピングの紙やリボンを買って、やり直したり、花の位置を考えたりと
手渡す方への思いを込めながら、なんとか出来上がりました。
そして、その花束を手渡した際には、「泣きそうです」と本当に喜んで頂けて、感謝の心が伝わったようで
とても嬉しかったです
今年は年号も変わるなどの大きな出来事が待ち構えています。
どんな一年となるでしょうか 不安もありますが、人に感謝をしながら、そして今こうして働いて
自分の置かれた場所で自分らしく生きることが出来る、そのことに感謝しながら一日一日を大切にしていこうと
今回の花束を作りながら感じました。 看護師T
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
今年2019年の干支は猪。1959年生まれの私は、今年は年男で60歳の還暦を迎え、5月には元号も改まるとのこと。今年はまさに「人生のリセット」の年になりそうな予感がします。
さて、今年の干支、猪について調べてみると、猪は昔から「金運、財運をもって幸せを成す」動物とされ、一度に沢山の子どもを産むことから安産の神様とも言われていました。また、勇気と冒険の象徴、力(気力・体力・財力)の守護神とも云われ、田の神・作物の神として祭られるなど、古くから人々に福をもたらす動物とされていたようです。
ところが、近年はイノシシが田畑を荒らし、大切に育てた作物を食べ、時には人にも危害をあたえることがニュースになるなど、人間の生活を脅かす悪しき存在となっています。イノシシが悪いのではなく、人間を含めた自然環境の大きな変化が、本来は福の神であった猪の暴走を招いていると私は思うのですが、イノシシと人間との共生への道はなかなか見つかりそうもありません。
イノシシだけでなく、最近では人間同士でも、人種や宗教、主義主張の違いだけでなく、嗜好や興味の違いだけでも争いや、差別、分断が生じ、多様性を許容できない窮屈な社会になっているように感じます。とても悲しいことです。多様性のない社会に豊かな文化は育たず、平和な未来は訪れないと私は思っています。
クリニックを開設して以来、私もそれこそ「猪突猛進」に前ばかりをみて、いろいろな役割を引き受け、一生懸命にこなしてきました。しかし、今年からは還暦を期に一度立ち止まって、視野を広げ、多様な価値観を持っておられる患者さんを本当に幸せにする医療とは何か、を自らに問いながら日々の診療を地道に続けていこうと思っています。