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春がやってきました。
以前、住んでいた東京では、真冬でも、乾燥した晴天日が続くので、ベランダに布団を干せることに驚きました。
こちら山陰の冬は、太陽が出てもカラリと晴れず、湿度が高いことが多く、なかなか布団を干せません。
でも、こうやって春が来ると、途端に洗濯物も布団もおひさまのもとで干したくなります。(花粉や黄砂には気をつけながら・・・ですが)
干していると、気持ちまでふかふかになる気がします。
3人の娘達が小さい頃、干した布団を家に取り込むと、みんなが寄ってきてその布団に体を埋めます。
そして「あー、おひさまのにおい!」と口々に言います。
外から帰ってきたままの体で布団に寝転がるので、あららら・・という感じでしたが、今思えば、みんなが笑顔で布団に集まるその光景は幸せの象徴だったように思います。
先日、すっかり大人になった娘に
「布団も干せるいい季節になったね。またおひさまのにおいがするね」と言うと、
「そう言えば、そのおひさまのにおいの正体はダニの死骸らしいよ」
「えっ・・・??」
幸せの象徴が、ダニのお弔いだったとは・・・。
(※この説、真偽のほどはわかりません。あしからず)
事務 UME
今年の4月から帯状疱疹の発症、重症化を防ぐために帯状疱疹ワクチンが国の定期接種に加わりました。大田市でも、今年度65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上になる方は、予防接種の費用の一部を公費負担で受けることができます。
近年、帯状疱疹の患者数は増加傾向にあり、特に50歳以上の方々で発症率が高く、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するとされています。
増加の原因は、いろいろあるとは思われますが、帯状疱疹の発症をまず予防するため、そして、重症化して経験した人でないとわからないほど苦痛な帯状疱疹後神経痛を発症させないために、ワクチン接種が最も有効です。
帯状疱疹ワクチンには現在、2種類あり、以前からある子どもの水痘ワクチンと同じ生ワクチンと2020年から日本でも使用できるようになった不活化ワクチンがあります。左の表のように、発症予防効果、重症化予防効果、効果持続期間ともに、不活化ワクチンが比較にならないほど優れていますが、費用も不活化ワクチンが比較にならないほど高いです。
当院では、いち早く、外来にて自費での帯状疱疹不活化ワクチン(シングリックス)の接種を始め、また、職員の福利厚生として、50歳以上の職員には、自己負担なく接種も実施してきましたが、当院の費用は1回22000円で、2回の接種が必要なので、合計44000円にもなります。一方、水痘・帯状疱疹生ワクチンは1回7700円で、費用は5.7倍となります。ただ、効果の持続期間が不活化ワクチンは10年以上、生ワクチンは5年とされているので、費用としては約3倍、不活化ワクチンの方が高い計算となります。
大田市からは、生ワクチン3000円、不活化ワクチン8000円が2回で16000円の自己負担金で接種できるように公的助成があり、助成率は生ワクチン64.2%(5400円)、不活化ワクチン63.6%(28000円)とほぼ同じです。
ワクチン接種の副反応が、個人差はあるものの不活化ワクチンのほうが多い(私はほとんど副反応がありませんでした)ことと、金銭的負担が大きいことを勘案しても、難治性の帯状疱疹後神経痛を予防することが最優先であるので、私としては不活化ワクチンの接種を強く推奨いたします。よくよくご検討ください。
三寒四温を繰り返しながら、春が近づいてきましたが、みなさん、お元気にお過ごしでしょうか。
インフルエンザもコロナもまだ感染者が出ていますので、「手洗い」、「うがい」、「人込みを避ける」ことも重要ですが、規則正しい生活リズムを保ち、しっかり栄養をとり、しっかり睡眠をとり、感染予防につとめてください。
4月になり、新たなスタートを切る方や、同じ環境でも気持ちをリフレッシュして新年度を迎える方もいらっしゃると思います。
うめがえ内科クリニックでは、4月から新たなスタッフを迎えることができました。
私も昨年5月にうめがえ内科クリニックの仲間入りをしました。長年勤めていた病院を離れて、新たな環境に飛び込んでいくときの、期待感と不安感の入り混ざった気持ちを思い出しています。
そして、今年は新たなスタッフを迎える立場になり、うめがえ内科クリニックの1年先輩として、一緒に頑張っていきたいと思っています。
さて、我が家でも新たなスタートを切ったメンバーがいます。
息子が高校を卒業し、一人暮らしを始めることになりました。
私も高校卒業後、一人暮らしを始めましたが、30年近く前と今とでは、いろいろな違いに驚くことばかりです。
私は一人暮らしを始めて、まず、自炊に取りかかりました。私の学生時代は、料理本を買って、材料をそろえることから始めました。
今では、スマホを使えば、いろいろな料理の作り方を教えてくれるだけでなく、残っている材料をアプリに入れるだけで、手軽に料理ができる時代になっています。
アプリをみながら楽しそうに料理をしている息子がうらやましくなりました。
家にいるときは、何も出来なかった息子が毎日自炊をして、一人暮らしを始めてからお弁当を買ったことがないと聞き、驚いています。
わずか30年の間に、生活環境がめまぐるしく変化していることを痛切に、実感させられました。
息子にはいろいろな情報を活用しながら、一人暮らしを、満喫してもらえたらなぁと思っています。
今年も桜がきれいに咲きほこり、みなさんの門出を祝福しているようでした。
副院長


![IMG_7039[1] IMG_70391](https://www.umegae.or.jp/wp-content/uploads/sites/9/IMG_70391-columns1.jpg)



私の娘もこの度、小学校を卒業します。本人は、部活動や制服も新
娘は2年生からバレーボールを始めました。運動神経がいいとはと
バレーはチームプレーです。親としては、もっと練習しないと勝て
ただ、結局やるのは本人。もっと子どもを信じてみようと、ぐっと
中学校でもバレーを続けたいと言っているので、また応援していこ
私も、小・中・高とスポーツをしていました。自分も中学からバレ
ちなみに、小学校は陸上・剣道をしていました。どれもきついです
娘にも、大人になってからバレーをしていて良かったと思えるよう


うめがえ内科クリニックで務めさせて頂き、早15年になろうとしています。
この度、定年(60歳)という区切りを迎え、開院当初からの様々なことが思い出され
アッという間のようで、まさに『烏兎怱怱』の一言です。
記念として、素敵な花束やシャンパンのプレゼントを頂きました。
2週間以上たちますが、まだ咲いている花もありますし、
シャンパンは、休みが取れて帰省した息子と主人が楽しく飲んでいました。
感謝の念に堪えません。
そして、有給を頂けたので、還暦にあたり出雲大社にて厄払いをした後で県内の温泉に行ってきました。
その温泉で驚くような経験をしたのでお話します。
夕ご飯を食べお腹もいっぱい、温泉も入って眠りについた翌朝の5時。
『火事です火事です
落ち着いて避難してください』との館内放送に衝撃
私は浴衣派でなくマイパジャマ派なので、そのまますぐに部屋から脱出
他の宿泊者も必死の様子。しかしその後『機器の誤作動』との放送に安心と「えぇ~!」という気持ちが
現実でなく本当に良かったです。日ごろの危機管理の大事さを改めて感じました。
今後の人生も烏兎怱怱なのでしょうが、何が起こるのかわかりませんし、
1日1日を大事にしていかなければとの思いを抱いためったにない出来事でした。
看護師 T


私は以前、シクラメンの鉢を育てたことがありましたが、いつも枯らしてしまって、上手く育てられませんでした。
今度こそは枯らさずに育てようと頑張ってみました。



若い頃は、花を育てるということに全く興味がなく、余裕すらありませんでした。
今は、時間のゆとりの中で花を育てる事に興味を持ち、私にとって楽しみのひとつになっています。
蕾もまだまだ沢山付いています。天気の良い日は外に出し、お日様に当て風に当て、蕾が早く大きくなって、花を咲かせてくれる日を心待ちにしています。