

こんにちは。先日、主人の実家に梅の収穫に行ってきました。
「あそこにも!」「ここにもあるよ!」と夢中になって、
気づけばかごがいっぱいに。
たくさん採れました!
収穫した梅は、梅酒と梅シロップ用に仕込みました
キッチンに広がる梅の香りは、どこか懐かしくて、しばらく深呼吸していたくなるようなやさしい匂いがしました。
どんな味になるか今から楽しみです
最近になって、主人の実家にこんなにも梅の木があったんだと気づきました。
ふと、亡くなった義母もこんなふうに家族のために毎年せっせと梅仕事をしていたのかな…と、思いを馳せました。
ひとつひとつ丁寧にヘタを取って、瓶を煮沸して、静かに梅を漬け込む時間。
手間のかかる作業だけど、不思議と心が落ち着いて、そういう時間もいいなと感じます
季節ごとに「きれいだな」と思えるものや、「やってみたいな」と思えることに出会えることは、本当に贅沢で、幸せなことなんじゃないかなと思います
看護師T
春がやってきました。
以前、住んでいた東京では、真冬でも、乾燥した晴天日が続くので、ベランダに布団を干せることに驚きました。
こちら山陰の冬は、太陽が出てもカラリと晴れず、湿度が高いことが多く、なかなか布団を干せません。
でも、こうやって春が来ると、途端に洗濯物も布団もおひさまのもとで干したくなります。(花粉や黄砂には気をつけながら・・・ですが)
干していると、気持ちまでふかふかになる気がします。
3人の娘達が小さい頃、干した布団を家に取り込むと、みんなが寄ってきてその布団に体を埋めます。
そして「あー、おひさまのにおい!」と口々に言います。
外から帰ってきたままの体で布団に寝転がるので、あららら・・という感じでしたが、今思えば、みんなが笑顔で布団に集まるその光景は幸せの象徴だったように思います。
先日、すっかり大人になった娘に
「布団も干せるいい季節になったね。またおひさまのにおいがするね」と言うと、
「そう言えば、そのおひさまのにおいの正体はダニの死骸らしいよ」
「えっ・・・??」
幸せの象徴が、ダニのお弔いだったとは・・・。
(※この説、真偽のほどはわかりません。あしからず)
事務 UME
今年の4月から帯状疱疹の発症、重症化を防ぐために帯状疱疹ワクチンが国の定期接種に加わりました。大田市でも、今年度65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上になる方は、予防接種の費用の一部を公費負担で受けることができます。
近年、帯状疱疹の患者数は増加傾向にあり、特に50歳以上の方々で発症率が高く、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するとされています。
増加の原因は、いろいろあるとは思われますが、帯状疱疹の発症をまず予防するため、そして、重症化して経験した人でないとわからないほど苦痛な帯状疱疹後神経痛を発症させないために、ワクチン接種が最も有効です。
帯状疱疹ワクチンには現在、2種類あり、以前からある子どもの水痘ワクチンと同じ生ワクチンと2020年から日本でも使用できるようになった不活化ワクチンがあります。左の表のように、発症予防効果、重症化予防効果、効果持続期間ともに、不活化ワクチンが比較にならないほど優れていますが、費用も不活化ワクチンが比較にならないほど高いです。
当院では、いち早く、外来にて自費での帯状疱疹不活化ワクチン(シングリックス)の接種を始め、また、職員の福利厚生として、50歳以上の職員には、自己負担なく接種も実施してきましたが、当院の費用は1回22000円で、2回の接種が必要なので、合計44000円にもなります。一方、水痘・帯状疱疹生ワクチンは1回7700円で、費用は5.7倍となります。ただ、効果の持続期間が不活化ワクチンは10年以上、生ワクチンは5年とされているので、費用としては約3倍、不活化ワクチンの方が高い計算となります。
大田市からは、生ワクチン3000円、不活化ワクチン8000円が2回で16000円の自己負担金で接種できるように公的助成があり、助成率は生ワクチン64.2%(5400円)、不活化ワクチン63.6%(28000円)とほぼ同じです。
ワクチン接種の副反応が、個人差はあるものの不活化ワクチンのほうが多い(私はほとんど副反応がありませんでした)ことと、金銭的負担が大きいことを勘案しても、難治性の帯状疱疹後神経痛を予防することが最優先であるので、私としては不活化ワクチンの接種を強く推奨いたします。よくよくご検討ください。