ブログ

年頭所感2023~「一失一得」

2023年1月1日|カテゴリー「院長のひとり言
ced2bfc93a94955e8644c1784f686708-e1672627224242
77d9448abc5e434a57b3d332c41b126f-e1672627199690


明けましておめでとうございます。


昨年は、新型コロナウイルス感染症に加えて、2月にロシアがウクライナに侵攻するという暴挙が世の中を一変させ、世界秩序を壊し、エネルギー危機、食料危機などへの社会不安が高まるばかりの年でした。今のところ、ウクライナ戦争の出口は全く見えず、日本も電気料金、輸送費、穀物の値段などが複合的に上昇し、今年は未曾有の物価上昇率となることは容易に予想ができます。このような状況の中で、私は次の言葉を年頭にあたり、今年の心構えとしたいと思っています。


「一失一得」


ふつうは、「一得一失」と書き、利益にもなるが損失もあること、都合のよい点もあれば、悪い点もあるという意味です。私があえて「一失一得」としたのは、何かを失ったり、何かで失敗したりしたときには、その時、同時に必ず得るべきものがあることに気づくこと。すなわち、意識してネガティブな事をポジティブな事に変換する習慣を常に持つことが大事であると私はこの言葉を解釈したいからです。世の中が不安定となり、マイナスな事ばかりが目立つ時こそ、本当に自分が大切にしたいものは何なのかをよく考え、断捨離をし、人と人とが心底から助け合っていくべき絶好機だととらえることもできます。私は、今年は社会システム全体の大きな転換の年となるような気がしてなりません。


その年の干支を描いた染め物を毎年、診察室に飾っています。今年も、私の患者さん夫婦が、くる年に思いを込めて作製し、贈ってくださいました。今年の題字は、「知恩」。これまであまり意識していなかった平和で平穏な日々がいかに有り難いことであり、当たり前のとこではなかったかを、今年はさらに深く知って欲しいという願いが込められています。


皆様が健康と平穏な日々を過ごされるよう、心からお祈り申し上げます。今年もよろしくお願いいたします。


  令和5年 元旦               院長  梅枝伸行

上へ