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年頭所感2024年~当院の2024年問題「持続可能クリニックをめざして」

2024年1月1日|カテゴリー「院長のひとり言
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新しい年が始まりました、明けましておめでとうございます。


昨年は、新型コロナウイルス感染症が、5月にインフルエンザと同じ5類感染症に格下げ?されました。それだけではなく、WBCで侍ジャパンが世界一となったことを皮切りに、夏の高校野球での107年ぶり慶応高校優勝、バスケットボール、バレーボールのパリオリンピック予選突破、そして38年ぶりに阪神タイガース優勝日本一とスポーツの熱が一気にコロナ禍を吹き飛ばしてしまったように感じました。4年ぶりにかつての人の賑わいが戻ってきたことを実感した年でしたが、一方で、世界ではウクライナとロシアの戦争が2年近くも続き、さらに10月にはパレスチナ・イスラエル戦争が再び勃発し、国際秩序の崩壊の危機に瀕している状況でもあります。


さて、今年はどの様な年になるのでしょうか。


私は、これまでの効率重視の利益追求型社会へ見直しが本格的に始まる年だと考えています。2024年問題といわれる、医師やトラックドラーバーへの働き方改革に伴う、4月からの時間外労働規制の適応はひとつの象徴ですが、これまで、患者優先、顧客優先のためには無理をするのも仕方がないと考えられていましたが、懸命に働く人々の健康を守り、大切な社会サービスを持続可能なものとしていくためにはある程度の規制をすることも必要なことです。私は開業医で事業主なので、時間外労働の概念はなく規制を受けることもありません。今まで通り、今年も毎日、12時間から14時間は仕事をしていくと思います。しかし、一方で開院以来、健康で休まず診療を継続しなくてはいけないという義務を常に感じて生活をしています。当院がこれからも長きにわたって地域の医療を担っていくためには、働き方だけでなく、私が65歳という高齢者の仲間入りをするこの年に、医院継承をしていく準備も本格的に始めなくてはいけないと考えています。


とはいえ、今年も、「すべては患者さんの笑顔のために」という開院時に掲げた当院の診療理念の基に、職員一同、ワンチームとなって診療を続けていきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。


※ 干支染め物を今年も患者さん夫婦よりいただきました。

「回向」とは、大いなる成果、成功を収めたときは、その喜びを自分ひとりだけでなく、まわりの人々と分かち合うことという仏教用語だそうです。

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