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院長のひとり言~4年ぶりと第9波~

2023年8月19日|カテゴリー「院長のひとり言
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新型コロナウイルス感染症上の位置づけが、季節性インフルエンザと同じ5類に移行してから3ヶ月以上が経過しました。この夏は4年ぶりに多くの夏祭りや花火大会などのイベントが復活し、全国の観光地は家族連れなどで賑わい、お盆には多くの人々が移動をしました。


その一方で、大田市でも7月頃から、特にこれまで感染者が出なかった高齢者施設にて新型コロナ感染のクラスターがいたるところで発生し、当院もその対応に追われています。また、高齢者だけでなく、活動範囲の広い世代においては、どこでコロナに感染したのかがまったくわからない感染者が非常に多くなっています。実数把握はできなくなりましたが、今回の第9波はこれまでで一番多くの感染者が出ると予想されています。コロナが終息するには、日本国民の7割が感染し、いわゆる集団免疫を獲得することが必要と考えられています。そのために、これから感染者が多く出ることを許容していかなくてはいけない反面、感染者や重症患者のために医療機関が逼迫し、医療崩壊を起こす事だけは何としても避けなくてはいけません。この難しい問題を解決する方法のひとつとして、私は、症状がでたときには、まず新型コロナウイルス検査検査キッドでの自己検査を自宅ですることを提唱します。そして、検査結果が陽性であれば、そのまま外出を控え、薬に頼るよりも、最低5日間の自宅療養をし、十分に体を休めて回復をはかってください。現在流行しているオミクロン株は、高熱や咽頭痛、咳などの症状はありますが、デルタ株の時のように、肺炎を併発して入院を必要とすることはほとんどありませんので安心してください。


そして、もう一つの方法として、来月、919日から始まる新型コロナワクチンの秋接種を受けることをお勧めます。今回のワクチンは、現在流行しているオミクロンXBB.1.5株に対応するもので、感染は防げないまでも、軽症化や後遺症を防ぐ効果は期待できると思われます。これまでに、初回接種以上のワクチン接種をした方は、全年齢が公費で接種できますので、できるだけ早く秋接種をし、正念場となる秋冬の最大流行期に備えてほしいと思います。

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