娘は韓国語が堪能です。絶対音感を持っているので、発音も耳コピできます。そのため本場の韓国の方が、娘を韓国人と間違えてしまうくらいのレベルのようです。そんな娘が韓国に興味を持ったきっかけは私でした。
韓国ドラマ「冬のソナタ」の放送が日本で始まった時、私がまずドラマにはまってしまいました。ドラマがきっかけで韓国に興味を持ち、もっと韓国が知りたいと、韓国語教室に通い始めました。そんな私を見て娘も興味を示し、一緒に教室へ通うようになりました。その頃娘は小学校2年生でした。その年家族で韓国に行き、ロケ地めぐりツアーを満喫しました。娘が鼻歌で歌っていた韓国の歌を現地の方が聞き、上手だと褒めてくださいました。そのことが自信になったようでした。
韓国での経験がきっかけになり、中学1年生の時に、姉妹都市の大田市(テジョンシ)との交流で、韓国でホームステイをしました。生活、食事、文化など貴重な体験をしました。その頃から、将来は日本と韓国の懸け橋になることがしたいと夢を語るようになりました。大学は韓国語を専攻し、1年間韓国の大学へ留学しました。ソウルは日本人が多いので、あえてソウルから離れた江原道(カンウォンド)の春川(チュンチョン)にある大学に入りました。チュンチョンは冬のソナタのロケ地でした。娘の留学がきっかけで、私は1年間に2回も韓国を訪れることができました。
「韓国と日本の懸け橋になる」ような仕事はかないませんでしたが、日々のくらしの中で、日本に来た韓国の人たちと交流したり、観光に来た韓国のおばちゃんたちの買い物に付き合ったり(やっぱり娘は韓国人と思われていたそうです)、これまで学んできたことが、役にたっているようです。
「冬のソナタ」を娘と見てたあの頃は、韓国ドラマを楽しんでいただけでした。でも、その小さな「好き」が、娘の人生を広げ、私自身にもたくさんの出会いや経験を与えてくれました。
人生のきっかけは、本当に思いがけないところにあるものですね。
事務 N子
























