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母の誕生日に寄せて

2026年10月31日|カテゴリー「家族」
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明日、11月1日で母は94歳になる。
腰を痛めて杖歩行ではあるが、毎日散歩を欠かさず、よく食べ、布パンツで過ごし介護度もついていない。
今年、隣近所の高齢者が相次いで亡くなり、「遅れんように逝きんさいよ」と言っていたのに、隣家の老犬に先を越された。
現在百歳以上の高齢者は全国で10万人を超えているが、予想では、母は順調にそのうちの一人になりそうである。
憎まれっ子世にはばかる、と言うではないか。先日の予防接種の問診で、悪いところを聞くと、「口が悪い」と自覚するほど憎ずらい。また「耳の遠い人は長生きするよ」と知人によく言われる。

長生きでも、命を保つだけでは喜ばしくない。元気で日々を楽しんでいなくては。そのためには、丈夫な足腰・若い血管・若い脳が必要である。
とはいえ、体は長年使いこんでいるためにガタが来る。
であるから、その状況に合わせて楽しんでいかなくては。

母も腰痛で畑仕事や運動ができなくなり「つまらん、つまらん」と再三言ってくるので、私を苛立たせる。
動的な楽しみができないなら、静的な楽しみを得ればよい。
母はスポーツが好きで、自分でできなくなってからは、テレビでの観戦が静的な楽しみだ。何かのスポーツ中継があると、私も穏やかに過ごせる。
がしかし、のはずであったのに、テレビを見ていた母がまた「つまらん、つまらん」と繰り返している。長年ファンである巨人軍が言わせるのである。
ゴジラ松井よ、来期はどうか我が家の安泰のためにも頑張ってくれ!

看護師 N

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