つらい思いをしている叔母に、何か私にできることは…と考えた時、
絵を描こうと思いました。
それが、この似顔絵です。
優しく逞しい叔母が、これから先も、大切な夫と息子の面影を支えに、強く生きてくれますように。
そんな願いを込めて描きました。
お店で小さなキャンバスに印刷してもらい、内緒で郵送!
後日、叔母から、
『絵を見たら涙が止まらない。頑張るね。ありがとう。』
泣いて、笑って、ほんの少しだけでも、それが癒しに繋がっていたらいいなと思います。
昔、私がお世話になった産院で、職員さんがかけてくれた言葉があります。
『どんな荒波の中にいても、じっ…と耐えて。
気がつけば波は穏やかになっていて、その時、手の中には、
大切なものが、ぽっと包まれているはずですよ。』
今も時々、思い出す言葉です。
この言葉のように、叔母の悲しみの中にも、どうか光が差し込みますようにと、私は遠くから祈るばかりです。
事務 T
