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森山良子さんに思いを寄せて

2016年7月11日|カテゴリー「コンサート
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今から30年ほど前、通勤途中聴いていたラジオ番組の中で森山良子さんの声が聞こえてきました。
「高音を響かせながら『ほら聴いて!こんなに高い音も出るのよ。伸びやかに歌えるのよ』って思ってるのに、お客さんはあんまり喜ばない。ところが、メロディの簡単な歌を丁寧に歌ったら涙を流して感動して下さるお客さんがいたの。考えさせられました。」と。
10ある力のうち、10全てでなく、3や4を使うことで余裕が生まれ良い形で届くのでしょう。逆に言うと、3を伝えようと思うなら10の力を備えておくことが必要ということにもなりますね。
私はその後、折に触れてその言葉を思い出し、いろんな場面に置き換えて考えてきました。
ものごとがうまくいかないと思うときの多くは、自分がいっぱいいっぱいの時です。立ち止まって少しずつ処理するようにすると、解決することもあります。医療がその一助となることもあります。

先日、大田市民会館で開催された「デビュー50周年記念森山良子コンサート」に行ってきました。
68歳とは思えない森山良子さんの伸びやかで情感あふれる歌声とパフォーマンスに感動し、そこには表れない50年間の人生経験と努力の積み重ねに大きな拍手を送りました。
                          UME (事務)
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